地方銀行において、横浜、銀行や千葉銀行に次ぐ資産規模を誇っているのが静岡銀行です。静岡県や静岡市、浜松市の指定金融機関となっている銀行でもあり、大手地方銀行としてその名をとどろかせています。
この静岡銀行では外貨普通預金と、外貨定期預金の2種類の外貨預金商品が取り扱われています。外貨定期預金では米ドル、ユーロ、ニュージーランドド ル、オーストリアドルの4つの通貨が対象となり、外貨普通預金にはこれに加えてイギリスポンドとスイスフランが、基本的な取り扱い対象となります。その金 利を見てみますと、高いところではオーストラリアドルが5万オーストラリアドル未満で6カ月物までが0.9% 、 1年物は0.95% 、また、5万オーストラリア以上の場合は、 6カ月物までが1.05% 、そして1年物は1.1%という設定になっています。他の銀行ですとオーストラリアドルの1ヶ月物や3カ月物は0.5%という金利になっていることが多い のですが、静岡銀行では0.9%や1.05%と、営業店舗を構える金庫の中ではそれなりに高い水準にあると言えるでしょう。
また、他には、ニュージーランドドルが5万ニュージーランドドル以上で6カ月物が、 0.55% 、一言物は0.8%というような金利になっています。ちなみに同じ静岡銀行の円預金金利を見てみますと、一般的なスーパー定期で、 1カ月物が0.025% 、 10年物で0.1%(300万円未満)となっていますので、そのときにだけからみれば、静岡銀行で外貨預金を行うメリットは十分にあると言うことができる でしょう。