福岡県や福岡市、さらには北九州市の指定金融機関であるのが、福岡銀行です。この福岡銀行は、 2007 年に設立された持株会社である、ふくおかフィナンシャルグループの子会社という位置付けにあります。熊本ファミリー銀行も、この福岡銀行と同じ位置付けに あることになります。
さて、この福岡銀行では、通常の地方銀行は代打普通預金と外貨定期預金のシンプルな2種類のラインナップであるのに対して、それら普通預金・定期預 金に加えて為替特約付きの外貨定期預金や積み立て式の外貨普通預金と言うバリエーションが設けられています。定期預金商品であるスーパー外貨定期預金で は、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの4つの通貨は預入の対象となっています。これは外貨普通預金でも同様です。その金利を見 てみますと、米ドルの場合は、その期間や預入金額にかかわらず一律で0.05%の金利となっています。ユーロの場合は一律で0.01% です。
それに対して、オーストラリアドルは、例えば、 10万オーストラリアドル未満ですと、 6カ月物までが0.95% 、 1列者は1.0% 、 10万オーストラリアドル以上ですとろカ月物までが1.45% 、 1年物は1.5%という高金利を実現しています。ニュージーランドドルもこれに次ぐ高金利で、 10万ニュージーランドドルにはでは1カ月物が0.5% 、 1年物は0.9% 、 10万ニュージーランドドル以上で、例えば1年物は1.4%という金利になっています。