ソーシャルレンディングとは、個人間でお金の融資を行えるようにした仲介サービスです。通常、現金が必要になった場合には、銀行やカードローン、あるいは消費者金融といった業者からお金を借りることになります。それを個人と個人の間で行えるようにしたものだと理解していいでしょう。
もちろん金利も返済期間も設定することになるもので、借り手側はその使用目的も明確にしていなければいけません。やはり信頼、信用度というものが必要になってくるからです。
そして、ソーシャルレンディングが金融業者が行う貸し付けと大きく違うのは、マーケット方式のほか、入札形式、つまりオークションでお金を貸す権利を競り落とすことになる点です。
どういうことかと言うと、まずは借り手側が希望金額や借り入れ期間、使用目的などを申告します。それを見た貸し手側が、自分の条件に見合う相手、信頼できる借り手に対して入札するのです。そして、もっとも安い金利を提示した人が貸す権利を手に入れることができるというわけです。
ですから、ソーシャルレンディングでは、借りる側にとってはもっとも条件の良い融資を受けられるような仕組みになっており、貸す側にとっても信頼できる相手を選んでお金を貸すことができるのです。
そういったことから、ヨーロッパやアメリカなどではサービスが拡大しており、日本国内でも2008年から仲介サービスが開始され、その後もいくつかの業者が参入してきたのです。まずは会員登録が必要になるので、気になる人はチェックしてみましょう。