ソーシャルレンディングを利用して投資を行うには、まずは仲介業者のサービスに会員登録をすることになります。この場合では、マーケット型とオークション型のサービスがあるので、どちらを選ぶかを最初に検討することになります。
問題になるのはリスク管理だと考えていいでしょう。もちろんリターンに関しても考えておきたいものですが、貸す側というのは、借りる側よりもリスクが高いという点を、まず頭に入れておかなければいけません。
そのうえで、ソーシャルレンディングに投資をするには、会員登録の段階で審査が行われます。年齢認証などもあるので、必要な書類を用意しておきましょう。オークション形式に参加する場合には、事前に入札資金を支払うことになります。その預け入れ金が貸し出されることになるのです。信用度の高い借り入れ希望者のなかで、自分の条件に見合った人を選んで入札します。その結果、貸し付ける権利を競り落とせたならば、取引が開始されるというわけです。
また、ソーシャルレンディングでは貸し出しが実行されたあとで、口座へ分配金が入金されるようになります。利息分も含めて全額返済してもらうことができれば、ようするにお金が増えて返って来るわけです。
ですから、ただ単にお金を貸す行為なのだと考えるよりも、投資という意味合いが強いのが特徴だと言えるでしょう。登録時には、本人確認のための運転免許証や保険証のコピーのほか、登録口座の口座番号と名義が確認できる書類のコピーが必要になります。