ソーシャルレンディングに投資する魅力というのは、やはり利回りの良さにあると言えます。自分にできる範囲でお金を出すことができるので、大きなリスクを背負うこともありませんし、小口でも高い年率を設定することも可能になっているのです。
もちろん、それにはリスクをともないますが、その点については運営会社の評価を参考にすることができますし、貸し付けるのは審査を通った相手だけが対象となるのです。
そして、オークション型のソーシャルレンディングに投資する場合には、お金の使用目的が公開されているというのも魅力の一つとして考えられるでしょう。なにに使われるのかわからないまま貸すよりも、事業であったり、教育資金であったりというように目的がハッキリしていれば、それだけ貸すという行為に投資以外の意味を持たせることが可能になるのです。
最終的には、利息を含めた資金の回収が目的ですが、それだけでなく人の役に立ったのだという意識を持つこともできるでしょう。
また、マーケット型のソーシャルレンディングに投資する魅力として、リスク分散ができるという点もあげられます。運営会社による信用度の格付けによって、借り手が金利の高い低いによって分類されます。それをもとに、自分が希望する金利や金額でマッチングを行うことができ、自動で分散投資をしてくれるようになっているのです。
1ケ所にまとめてしまうと回収不能となってしまった場合に大きな損失となりますが、分けてあることでリスク管理が行なえるというわけです。