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大手寝具会社の材料含有率の偽造表示

ある大手の寝具メーカーの布団の素材含有率が偽って表示されていたそうです。 布団についていた表示には、「吸水性のあるポリティ」が100%含まれているように書かれていたものを調べてみると、ポリティというものは、1枚の布団につき30%しか含まれていなかったという結果が出ました。 ポリティというものは、ポリエステルの一種であり、吸汗性や速乾性が優れているというものだそうです。

この会社の規格では、ポリティが100%含有していなければならなかったものが、規格外の30%にとどまっていたということです。 この寝具メーカーは、国内の5工場に製造を委託していましたが、そのうちの1工場で製造されたものでは、20~30%のポリティしか含まれていなかったというものです。 残りの70~80%は別の種類のポリエステルが入っていました。 その工場で製造された布団の品質表示には、「ポリエステル100%」と書かれていますが、ポリティ以外のポリエステルが入っているため、法律上では問題にはならないそうです。

該当する工場で製造された布団は82000枚あり、それらを回収し交換するということになりました。 また、タオルケットの表示にも「綿50%」と書かれている商品を調べてみると、綿の含有率は18~36%しか含まれていないもようで、これらも回収し交換する方針だそうです。 ポリティの代わりに別の種類のポリエステルが入っていたということで、「ポリエステル100%」の表示は、法的に問題はないとはいえ、消費者の立場からすると、偽の表示をして販売されていたというイメージは、ぬぐいきれないものです。 その大手寝具メーカーの印象も評判も下がってしまい、売り上げにも響いていくのではないでしょうか。

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